ECOPARTY SCHOOL OILFIELD CARAVAN Report 005

2011年1月26日 雨のラージギル


インドにきてからはじめての雨。山間の朝はかなり気温も冷えてきた。
困ったことに我々のトラックはワイパーがはずされたままだった。
これ以上激しく雨が降れば、もう一泊足止めするしかない。
ホテルの部屋の窓から、いつものようにチャイを飲みながら成り行きをみつめていると朝日が顔を出してくれた。いつものように、あわただしくホテルをチェックアウトして目的地に向かう。

バイパスは砂埃がたちこめる悪路がつづき、とても今日中にサールナートに到着できないと感じはじめていると。
ガイドの故郷の村がちょうど中間にあるということで、今日は、そこで一泊してから目的地を目指すことになる。
(ガイドのサフィートは最初から目論んでいたようだ。)

(ウワイ) 


2011年1月26日ガイドの村

ラージギルに到着し、夜が明けた2011年1月26日。
雨が降っている・・・。
やばい、トラックのワイパーはコルカタ通関のときに紛失してたんだった。
あぁ、ワイパーなしで運転は危ないなぁと思っていたら急に止んだ。ラッキー。

ここぞとばかりにホテルをチェックアウトして出発する。
ガイドのサフィートが言うには、サールナートは距離があるため途中で一泊する必要があるとのこと。
近くに実家の村があるからそこで一泊しよう、ということになった。
う~ん、そういうことって初めから分かってるもんじゃね?と少しイラっとした。

確かにラージギルからサールナートは距離があった。
ガイドの村に到着した頃はすでに辺りは暗くなっていて、電気もないので真っ暗だ。
家の中も電気が来ていない様子で、蝋燭で迎えてくれた。

一人一部屋あるから大丈夫と言われ、部屋に案内された。
コンクリートの壁、大量のワラ、3個のイス、1本の蝋燭・・・・部屋という名の小屋である。
ベッドはイスを並べて布団を置き、丁寧に作ってくれた。
微妙に小さい。

ボスの部屋は電気がありベッドもちゃんとしていて、立派な部屋だ。
ゆっくりしてください・・・。

そして夕食にカレーが出てきた。
想像を絶する辛さ・・!
サフィートでさえもヒーヒーいっている。
吹き出す汗も気にせず、作ってくれたママに感謝しながら完食した。

今宵もビールを飲んでお疲れ様!
それぞれの部屋に向かった。


ふと夜空を見ると満天の星空!!
テンションがあがり、部屋の上に上がる。
寝っころがって夜空を眺めながら、自分の実家も同じくらいド田舎だったことを思い出す。
この日は良く寝ることができた。

(カブ)