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私たち先進国の排出したCO2が地球温暖化問題を引き起こし、ヒマラヤの氷河をはじめ地球上の氷河を急速に溶かし、その後にやってくる洪水や海面上昇による被害が心配されています。
また捨てられたプラスチックやビニールなどが自然に戻らず、河川に流れ出し、鳥や魚などの野生生物の生態系に影響を及ぼし、ひいては川から海に出て海洋を漂い、その漂流ごみの面積はオーストラリア大陸と同じ面積に匹敵するとも伝えられています。
地球環境問題となっているプラスチックごみも回収して分別すれば資源になるということを伝えるため、家庭からでるプラスチックごみや、河川や湖などに捨てられたプラスチックごみを学校に生徒たちと地域が協力して集めます。
そして『スクール油田キャラバン』が学校を巡回して、集めたプラスチックごみを石油にもどすプラスチック油化装置のデモンストレーションを通して、地球環境をはじめ、ごみの分別やリサイクルの大切さについて環境体験学習します。
継続的に学校に集められたプラスチックごみは、資源として定期的に回収され、大型の「プラスチック油化装置」によってプラスチックオイルを生成し、さらに蒸留してガソリン質・灯油質・軽油質・重油質に分けられます。
蒸留されたプラスチックオイルは、『スクール油田キャラバン』のクルマの燃料に使用し、他の燃料もディーゼル発電やボイラーなどに有効利用し、エコデベロップメンしトます。そしてプラスチックごみを集めてくれた子どもたちへ文房具などを支援します。