ポカラストリートフェスティバル

ポカラストリートフェスティバル

レイクサイドのストリートとバスンドラパークにて2010年12月28日〜2011年1月1日開催されました。

ストリートはレストランなどの飲食店が立ち並び、竹で作った巨大ブランコ、ボール射的、ボウリングなどのゲームがたくさん。
コンサート会場のバスンドラパークでは、観覧車やバイキングなどのアトラクションのほか、飲食店などのブースがびっしり。
目玉のコンサートステージはポカラの象徴でもあるフィッシュテール(マチャプチャレ)を背にそびえ立っていました。
毎年、ツーリストも含めて50万人が来場するお祭りです。

ECOPARTY主催の音楽祭は暮れの大みそかと年明けの元旦の2日間をもらい、コンサートステージにて開催しました。
31日は雨が降り、本番前に会場の電力がショートしてエレクトリックダウン。会場に爆発音が響き、なんとステージ右脇にあった分電盤と電柱が炎上。
オーガナイザーのゴピさんや現場の人間が続々と集まってくる。
誰もが「終わった・・・」と思ったに違いない。
今までステージで行われていた演奏の音も消えすべての音が止まってしまいました。


しかし、我々のスクール油田キャラバンのブースの40インチのモニタに映し出された映像と音声だけが会場に響いていたのです。
そしてプラスチック油化装置は順調にプラスチックからオイルをつくりつづけている。
これぞエネルギーの自己完結型の見本といえよう。
停電のおかげで、音につられてたくさんの見学者が訪れる結果となった。

ここで炸裂したのがポカラのミラクルパワー!
2時間後には「バスのエンジンを代用して」完全復旧!(凄すぎる!)


武楽
武楽

主催者のおかげで息を吹き返したステージは、せっせと準備が進んでいく。
ECOPARTYの発電機も投入され、ステージはSHINKILLOWの照明やOVERHEAHDSとSHINYAのVJにより綺麗に彩られました。
そのステージ上に登場するのがネパールのANIさんと日本の武楽さん。
ANIさんの神妙で透き通る歌声、武楽さんの太鼓と舞のパフォーマンスで会場は盛り上がりました。

続いてECOPARTYのPVをスクリーンに写し、ラジュ・うわい・カブの3名がステージに上がってECOPARTYのPR。
年越しそばも食べて、カウントダウンも盛大のうちに終了。

オキダブアイヌバンド
オキダブアイヌバンド

翌元旦の1日、ゲストはインドラさんとオキ・ダブ・アイヌバンドです。
前日に雨が降ったせいか、素晴らしい好天に恵まれました。
SHINYAさんの花嫁が作ってくれたお雑煮を食べて、エネルギー充填完了です。


ブースにてデモンストレーションを続けながらコンサートが始まります。


まずインドラさんのバンスリと息子アシュの太鼓で会場のお客さんに火が付いた。


続くオキさんのサハリンロックで会場はさらにノリノリに。


最終日は夜空にネパール初となる花火も打ちあがり会場は最高に盛り上がる中、エコパーティーのPRも無事に終了しました。

さて、ブースはステージ脇の広いスペースにECOPARTYのスクール油田キャラバンのブースを設置していました。
バナーやポスターでブースっぽくアレンジしたスペースに油化装置と発電機、TVモニター、わたあめ機を置いてデモンストレーション。
プラスチックごみの内、3種類が石油に戻すことができ、できた石油は発電機や自動車の燃料になる、などのリサイクル解説をするとわらわらと人が集まってきて大人気。
子供を対象にして、わたあめと引き換えにPETボトルのキャップを回収、なんと1日1400個も集まりました。(キッズパワー恐るべし!)
TVや新聞の取材もあり、ECOPARTYの活動はポカラに知れ渡ったことでしょう。



この度の企画に賛同してくださった多くの方々、日本から来てくださったアーティストスタッフに多大な感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。
本来ならば、油化プラントが搭載されたトラックが到着する予定でありましたが、船便等の都合でどうしても開催日に間に合いませんでした。
ですが、トラックはすでにインドのコルカタに到着しています。
ECOPARTYスタッフはトラックを迎えるべく、1月8日コルカタへ飛び、現在通関作業をしております。
予定では、今週末に通関、約2週間かけてブッダの足跡を巡ってインドを通過し、2月にポカラへ到着する運びとなりました。


旅の途中でブログに喜怒哀楽を適宜アップしていきます。
みなさま、どうか我々の旅を応援してください。

それでは!また。